赤鬼とキンパ《承認欲求のお話》
今週のお題「鬼」
本日は節分ですが、夕飯は海苔巻きでしょうか?
今朝、鬼滅の刃の各キャラがデザインされたお面がネットで無料配布されているというニュースを見てテンションが爆上がったはるらっしゅです。
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キンパの話
私の実家では近年、と言っても、私が社会人になりたての頃なので7年前くらいから節分の日はキンパが食卓に並びます。
ご存知の方も多いとは思いますが、キンパとは韓国のファストフードのひとつです。
見た目は日本の海苔巻きに似ていますが、キンパはごま油や塩を混ぜ込んだご飯を使うため、味はまったく違います。(何個でも食べれます。沼です。)
韓国では遠足やピクニックのお弁当として持っていくことも多く、日本でいうおにぎりのような立ち位置です。
「今日はパパと二人でキンパを食べて豆巻くよ!」
母から届いたLINEを眺めながら、実家に住んでいた頃、母が手作りしてくれたキンパをほおばり、赤鬼のお面をつけた父とピーナッツを家中に撒いた節分をふと思い出しました。
なんてことのない日常の思い出ですが、歳を重ねるごとに懐かしく切なく感じてしまうこの感じは、なかなか慣れません。
というか、仕事終わりにキンパを手作りしてくれた母の鉄人っぷりに驚きます。私、絶対無理ですわ・・。
人の中の鬼の正体
さて、今回のテーマは鬼ということでやってみました。その名も【あなたの心に住む鬼がわかる節分診断】、結果はこの通り。
なんかもう・・(笑)
今日は節分にあやかって、私の中の貪欲な赤鬼と向き合う日にします。
人の中に生まれる鬼とは何だろうと考えた時、色々な考えが浮かびましたが、結局、鬼の正体は承認欲求だと思いました。
人が物を欲しがる理由も愛情を欲しがる理由も、それを手に入れることで他人に認められたいから。
人を妬み恨むのは、自分より相手が他人に認められているから。
そして、そんな自分を、自分が認められないから。
結局、他人ではなく自分です。
自分が自分を認めて愛することができれば、きっと鬼は消えるのです。
「僕を見て、愛して」と私を求めて泣いていると思えば、鬼(承認欲求)も少しは可愛らしく見えてくるものです。
今はアンパンチ論争が繰り広げられる令和の時代でございます。
豆をぶつけて力業で闘うなんてナンセンス。
今夜はキンパと豆をつまみに、私の中の鬼と酒を酌み交わして話し合います。
私の醜さを認めて向き合って、「それでも私は、今の私が大好きだ」と鬼に伝えて、私の中から出て行ってもらえるように。
というより、出て行ってもらえるような私でありたいと思う今日この頃です。