猫系女子の処世術《嫌いな人攻略法のお話》
こんにちは。
先日、職場の先輩とお酒を飲んでいる時に「お前、田中みな実に似てるよな」と言われ、歓喜の雄叫びをあげたはるらっしゅです。
私は田中みな実さんが大好きなので、その後はずっと上機嫌でしたが、先輩の意図はそうではなく「あざとく、敵を作る」という意味で言っていたそうです。
しかし、そんなの構いません。あざとくて何が悪い。
今回は人間関係ネタの鉄板、【嫌いな人の攻略法】について語ります。
※途中、感情の高ぶりによる過激な言葉が出てまいりますが、温かい目で見守っていただければ幸いです。
はるらっしゅの生態調査報告
先日、Instagramのストーリーズでお題になっていた動物女子診断をした結果がこちら。
#動物女子診断 #ホイミー
https://hoyme.jp/shindan/82109/results/764
全部悪口じゃないですか、これ。
こういう類いの診断って【モテる】とか【かわいい】とか良い言葉が並ぶと思っていただけに、目が点になりましたけれども、おそらく冒頭の先輩が言いたかったこともこういうことなのではないかと思います。
(思い返せば、前回の鬼診断もぼろくそに言われました。※【赤鬼とキンパ】参照)
私の特徴をまとめるとこんな感じだそうです。
気まぐれでワガママだけど何故か憎めないあなたは、猫系女子です。テリトリーの意識が強く、絶対に侵害されたくない自分の聖域を持っています。自分の領域が侵されれば、相手を永遠に恨むでしょう。基本的には人見知りですが、一度心を開いた相手には独占欲が出るツンデレなタイプ。
言いたいことはハッキリ言うタイプなので誤解されることも多いのですが、ツンケンしているようで、寝る前に「ちょっと強く言い過ぎたかな…」と後悔する可愛いところも。また、仕事や学業などやるべきことはソツなくこなせるのですが、実は不器用な一面もあります。表情には出しませんが、内心は汗びちゃで焦ることも多いようです。
読んでご理解いただける通り、私は性格が悪いです。自他ともに認めます。
とにかく我が強いですし、食べ物の好き嫌いは一切ないのに、人の好き嫌いは誰よりも激しいです。そのため、一度好きになった人はずっと好きな一方、一度嫌いになった人を好きになることは二度とありません。
こんな感じなので、私は絶対的な味方がいる一方で、敵を作る性格だとよく言われます。
皆と仲良くすることはそんなに大事か?
世論では敵を作るのは『悪』、敵を作らないのは『善』とされています。
日本人は同調性を重んじる国民性ですので、自己を抑えて周りと同じ行動を取るよう、幼少期から教育されます。
そして同時に、人を嫌いと思う感情は悪であり、皆を好きになり仲良くするようにも教育されます。
しかし、果たしてそんなことは可能なのでしょうか。
人も生き物ですから、どうしても好き嫌いは発生します。
私は、そういった負の感情も他の感情と同等に尊重されるべきだと思うのです。
私は、皆と仲良くするふりをするのは自分の魂を削る行為だと思っています。
そしてそう思う私は、好きな人と嫌いな人の線引きを、相手が分かるくらいにはっきりと引きます。相手に「私に近づかないで」と意思表示をするためです。それが序盤に先輩に言われた言葉に繋がってきます。
世論の基準に照らし合わせると、私の性格は間違いなく最強に悪いです。
しかし、だからと言ってこの性格を直したいと思ったことはありません。不満を持ったことも不便を感じたこともありません。
私は嫌いな人間にどう思われようが興味がないので、自分の心を守り、自分がご機嫌でいる方を最優先事項にして日々生きています。
以前は全員に好かれようとしていた時期もありましたが、心が疲れてしまうし、八方美人になっている自分に良い印象も抱きませんでした。
私は、今の私の方がよっぽど正直で好きです。
そして、自分を好きでいる時の方が良い人間関係が築けていると感じます。
こんな経験から、皆と仲良くする必要はないという結論に至り、そして本日に至っております。
はるママ直伝【嫌いな人攻略法2選】
極論を申し上げると、嫌いな人間には愛想を振りまく必要はないし、そういう人間は極限まで遠ざけて良いと私は思います。
それがプライベートなら絶縁して良いし、会社であれば仕事の報連相以外、一切の関わりを絶って全く問題ございません。無理しなくて良いのです。
人間は嫌いな人間と一緒にいると、メンタルが削られます。
自分の気分を害する人間に時間を割くことほど、くだらない時間の浪費はありません。
嫌いな人間は、無きものとして扱って良いのです。そんなやつらに自分の貴重な時間と思考を与えてはなりません。
とはいえ、嫌いな人間の言動というものは、非常に鼻につくものです。わかります。
ではどうすれば良いのか。
ここからが本題です。はるママ直伝【嫌いな人間攻略法2選】と題して、私が実際にしている嫌いな人への攻略法をご紹介いたしましょう。(性格の悪さが露見します。)
1,同じ土俵に立たない
皆様、想像してみてください。
幼い子どもを相手に、本気で嫌悪感を抱いたことはありますか?犬猫には?
一瞬かっとなることはあっても、時間が経つと怒りが治まっていることが多いのではないでしょうか?
これはなぜか。答えは「相手を自分と対等と見なしていないから」です。
人が人に腹を立てる心理は、「私を理解してくれない」という不満から生まれます。
「どうしてこんなことを言うの?(私が傷つくのに)」
「どうして連絡してくれないの?(私が連絡してほしいのに)」
「どうしてこうしてくれないの?(私がこうしてほしいのに)」
そして、これらは後ろに全てこう繋がります。「どうして私を分かってくれないの?」
相手に自分を理解して、自分の思う通りに動いてほしいと無意識に期待してしまうから、それを裏切られた時に人は相手に不快感を抱き、その不快感は嫌悪に成長するのです。
それであれば、はじめから相手を対等に見なければ良いのです。
同じ土俵に立たず、相手の立ち位置を2,3段下に置いて、それを傍観していれば良いのです。
ちなみに私は、嫌いな人間は全て人型の豚だと本気で思って接しております。
2,自分と相手の間に境界線を作る
これは、私がよく会社で使う必殺技です。
仕事をしていると、どうしても嫌いな人間と話さないといけない場面はあります。
そんな時私は、私と相手の間に物を置いて、透明な境界線を作ります。
置くものはPC眼鏡でもペンでもケータイでも、何でも良いです。
そして自分に暗示をかけます。「相手がこの境界線を超えない限り、私は安全だ」と。
慣れてくると、相手がまるで仕切りの向こう側で話しているように感じ、最終的には何を喚いていたとしても「テレビのコメンテーターかな」くらいにしか思わなくなります。
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これら2つに共通することは【相手を実像として見ない】という点です。
私の場合を例として挙げますと、1では、相手を人型の豚として扱っていますし、2ではテレビに映るコメンテーター扱いです。
アニメや漫画の世界に出てくる悪役に嫌な印象を抱いても、本気でぶち切れる人はなかなかいないですよね。それと同じ精神状況にまで持っていければ、こちらの勝ちです。
※余談※
この記事を書いてて思うのですが、結局人は、同じレベルと認知した人に「自分ならこうする」という価値基準を勝手に押し付けて、そして怒って嫌っているのですよね。人間という生き物とは皆、自己中心的で醜いものです。(遠い目)
最後に
誰でも嫌いな人はいます。絶対にいるのです。
たまに絶対に悪口を言わない仏のような人間と出くわしますが、高校時代、皆が部活に勤しむ中、ファミレスでクラスメイトの悪口を腐るほど愚痴っていた陰キャの長のような私からすると、そういう輩の方が腹の底が知れず、気持ち悪いと思ってしまいます。(でも中には本当にそういう仏もいると思います。ごめんなさい。)
私が何を伝えたいかと言うと、どうか「この人嫌い」と思ってしまう自分の醜さを責めないでほしいのです。
本来、嫌いという感情は【相手が自分を傷つけそう】という直観が働いてのことですので、むしろその気持ちは尊重し、信じて良いのです。
しかし、だからといって、いじめなどの攻撃はいけません。
絶対に嫌いな相手と同じレベルに落ちてはいけません。
あくまで相手を遠ざける、接点を消すということを最優先事項に、自分の心を守ってあげてください。
そして、その守った穏やかな心で、自分の好きな人に優しく接してください。
優しさと親切は連鎖します。
自分が相手に親切に接すると、相手もそれを優しさで返してくれます。
返された優しさが心の成長剤となって、いつか嫌いな人の多少の無礼くらいは笑って許せるような、心の余裕と度量が生まれるのではないかと思う、今日この頃です。(多分、私は無理だけど。笑)