人生の岐路に立つアラサー女子の閃き《転職と副業のお話》
こんにちは。
私事ですが、先日誕生日を迎えて29歳になりました、はるらっしゅです。
「29歳の目標は、化粧水をSKⅡに変えて、若さを保つことです。」と先ほど職場の後輩(26歳)に話したら、鼻で笑われました。※資生堂の回し者ではございません。
さて、私は5カ月前からInstagramを始めましたが、様々な癖の強いDMを毎日いただきます。
最近特に印象に残っているクセ強DMは2つあって、1つ目は、頑張って色々考えたけど、一周回って和訳が破綻したと拝察する「こんにちはゴージャス!」から始まる海外からのDM。
そして、2つ目は話題をなんとか提供しようと必死にひねり出したと拝察する「馬の血液型って3兆個あるって知ってましたか?」という、日本人からのDM。
「いや3兆個って、もう少しまとめられたでしょ」と動揺が隠せません。
そんな中、同時に届くのが副業についてのDMです。その種類は様々で、日本の副業文化は日々進化しているのだなと感心しっぱなしです。
ということで、本日は転職と副業について語ってみたいと思います。
転職したいはるらっしゅ
私は2月上旬から先週にかけて【転職したい病】でした。
毎年そうです、毎年2月から3月の誕生日前日まで、私はいつも病むのです。
辞めたくなる理由は毎年同じ。人間関係と待遇です。
私の仕事は俗に言うバックオフィス系なので、売上という点では会社に貢献することはできません。むしろバックオフィスは会社が得た利益をいかに守るか、支出を抑えるかで会社への貢献度がはかれる職種です。
そのため、私達と逆の立場である営業などの部署からすると「俺たちが稼いだ金でお前らの給料払ってるんだぞ、お前らは雑用でもやってろ。」という考えを持つ方も一定数いるのが現実です。(どの会社にもいるよね)
ですが、それを口に出して言われるとむかつくのが、人間の性。
先日、それを社内のお偉いさんに面と向かって言われ、あまりの悔しさにいい歳こいて陰でぎゃん泣くはるらっしゅ。
「あの人一回、〇ねばいい。」と慰めてくれた同僚たち、「売られた喧嘩は買うぞ。」と私の盾になってくれた私の上司や部長。
心が傷ついて萎えていたのでお礼を言えるメンタルではなかったですが、ありがたかった。(しみじみ)
また、少し前から自分のキャリアについて考えることもしばしばありました。
職種柄、なかなか昇格せずの状態が続いているため、このままでいいのかという漠然とした恐怖と不安を抱えていたこともあり、その二つが重なって核並みの大爆発を起こしたのが今回の発作でございます。
あまりに病んだので実家に帰り、仕事を辞めたいと母の膝で泣くはるらっしゅ。
しかしなんだかんだで毎年転職したいと喚き散らすので、両親もこの類の扱いはお手のもの。なんてったって7年目ですから、もはやプロです。
程よく微妙なハロワの求人を厳選し「あんたの会社の方が待遇が良いじゃない」とスマホの画面を見せながら、優しく諭します。
普段であれば「確かに給与は今の方が良い」と納得し、ここで落ち着きます。しかし、今回のはるらっしゅは少し違うのです。なんてったって今回は喧嘩を売られておりますから。
「私、ここ受ける(鼻水ぐすぐず)」「え?」「転職エージェントにも登録する」「え・・」
かくして、私の転職生活は幕を開けるのです。
人生ではじめて、転職活動をしてみた
ハロワの求人検索に関して、母ほどうまい人はいないと学びました。
スマホの扱いはドコモのスマホ教室に通う高齢者レベルなのに、ハロワの求人検索に関しては、持って生まれた才能で、SMSに届く迷惑メールのような量と速さでデータを送ってきます。
一方私は、転職エージェントに登録して面談し、エージェントから紹介されるキラキラ求人を「話を聞いてみたいくらいの会社でも、選考に進んだ方が良いです」とごり押しされ、宇宙猫状態で受験し、書類や面接で落とされる日々。
転職したい⇒よく分からない会社に落とされる⇒自尊心が傷つき自信を無くす⇒普段の仕事も消極的になる⇒転職したい ※最初に戻る
ええ、分かります。心だけすり減る、不毛の極みです。
多分この1ヵ月の私は、自炊や掃除すらできないレベルの精神の不安定さでしたので、控えめに言って般若だったと思います。まじで。
そんな中、1つの副業DMに目が留まり、この地獄のような生活が終わるのです。
副業のスカウトがきっかけ
目から鱗が落ちる経験を29歳になって初めてしました。※どこから何のDMが届いたかはここでは控えます。
別に1つの会社にしがみ付く必要はない。今の会社に不満があるなら、もう一つ別の仕事をして、その不満を補えば良くない?
そんな考えがぽんっと浮かんで、その瞬間、肩の荷もストレスも、不満も軽くなったように感じました。
DMの文章に感銘を受けたとか、特別な内容だったとか、そういうことではなく、さらりと読み流している最中に、そんな考えがふわりと思いついたのです。
その後、そのお誘いを下さった会社とのやり取りを開始し、現在は副業開始に向けて準備中です。(1~2ヵ月後に開始予定)
29歳から考える今後10年間のキャリア
副業は江戸時代、武士が生活費を稼ぐための手段として生まれたと言われています。
その後、日本の高度経済成長期に終身雇用制度が確立されたことで、副業はタブー化されましたが、2016年の「働き方改革」によりそれが解禁され、今年で6年が経過しました。
これからの時代は、会社という枠にとらわれない、自立した働き方が受け入れられる新しい時代に変わると世論では言われていますが、私も同感です。
確かにまだ1つの会社に属する専業が主流の日本ですので、転職市場はいまだに賑わっていますが、これからは副業という選択も視野に入れて自分の人生をコーディネートしていくのも、とても良い選択肢だと思います。
職場の人間関係に悩むのは、その会社と家の往復で、自分の世界が狭くなっていることの現れです。
外にたくさんの自分の居場所を確保しておけば、そのうち1つのコミュニティーで少しの問題が起こったとしても、負の感情で心が占められることはないと思うのです。
こんな考え方の私は今、数年前に投資信託を始めたのをきっかけに株投資の勉強を始めました。
また、アフィリエイトや企業からの広告依頼でも収入を得たいと考えて、SNSの運用も勉強しています。
そして、このブログもアフィリエイト収入を得るための手段として運用を考えているので、最終的にはワードプレスでサイトを立ち上げて引っ越しさせたいと考えています。
こう考えると、副業の可能性は私の身の回りに山のようにありますし、皆様の身の回りにも無限に可能性があるのです。
最後に
自分のやりたいことを棚卸すると、あまりの量に眩暈がします。
人生の1/3が終わろうとしている現在、二の足を踏んでいる暇はないのです。
そう考えると、転職している暇もないし、下手に転職してそこが副業禁止だったら、私の夢は潰えます。
それであれは、転職活動に費やしていた時間を副業の準備に充てたいと思い、はるらっしゅの短い転職生活は幕を閉じたのでした。(メンタルが安定して本当に良かった。笑)
どんな会社に就職しても、どんな仕事についても絶対に不満は出てきます。その度に転職を考えては体力は持ちませんし、社歴も荒れます。
だからこそ、その不満を補えるように視野を広げて、外に活路を見出すのも良いのではないでしょうか。
一度きりの人生です。その中の約1/3の時間を占める仕事ですから、我慢してお金をもらうだけではもったいない。
なりたい自分に近づける、そんな副業を自ら生み出したいと思う、今日この頃です。
《追記》
5ヵ月前にInstagramを始めてから、人生が変わった気がする。SNSの力って凄い。
ちなみに毎日投稿しているので、もしよければこちらから遊びに来てください!